ACHIEVEMENTS

研究実績

2025.02.16

産業医科大 新手術部にて 予備実験。

⁨⁩⁨⁩産業医科大学(北九州)にて、2024年3月27日我々の研究チーム(産業医科大・武庫川女子大・早稲田大エルゴシーティング(株)が結集し予備調査を行いました。大学の手術室も新たにできた急性期診療棟注)の2階に移りました。眼科が使う手術室OP13を出たところに実験機材を用意。予備実験を行いました。

注)高度かつ専門的な治療が行える環境が備わった病棟

この2ロールの背あては、前傾姿勢のためのにあります。そもそも、前傾姿勢ならば背あてはいらない? 事実、手術室で執刀医が使う椅子の多くは背あてのない丸いスツールです。2016年、産業医大医学部眼科学教室近藤寛之教授のグループが行った顕微鏡手術執刀医の作業姿勢の違いの研究(第一生命財団の研究)によれば、執刀医の身体負担を軽減するための方策として、背あてのある椅子により座面の減圧が提案された。ここから、約2年かけて椅子の背あての開発が始まりました。

1 いままで、背あてのロール化は実績あり
まず、手術執刀医用椅子の第一号であるファーストクラス(宮崎大版)
2 サイズと形状 とくに上体と背あての角度・すきま・輪郭の関係を座面と連動して、どう決めるか
3 デザインから木製モックアップへ そして試作工程
4 量産モデルの開発
メモ
1 デザイン  医学×工学 医師たちと工学者たちによるコラボ。学会での研究報告と同時進行です。
この研究は、2017年1月15日~18日にシカゴで開催されたAAO(仮称アメリカ眼科学会)においてPosture Dynamics and Intraoperative Burden on Surgeons During Ophthalmic Microsurgery Assessed by Ergonomic Methodsのタイトルで、同大眼科渡部晃久医師により発表
椅子の特徴として、前記前傾姿勢のための2ロールの背あてに加え
・ 座面をデザイン 大事なベースであるシェル。小山秀紀先生のレンダリングを強化プラスティックで造形。
・ プロダクトデザイン 余篠嘉(㈱ WEGA)
・ 新素材の使用 いくつかの特徴ある素材を用いた。とくに背あてのロールは、芯材にプラスティックストロー、外周にシリコン綿を用いている。

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